岡田阪神は開幕戦から“やりたい放題”で試合巧者ぶり発揮! 試合後会見でも“らしさ”炸裂
まさに“岡田劇場”である。
31日のDeNA戦。阪神監督としては2008年以来、15年ぶりに開幕グラウンドに立った岡田彰布監督(65)は、随所にらしさを見せた。
5-0の六回1死一、二塁で左打ちの神里を迎えると、好投していたエースの青柳をスパッと代えた。四回まで完全投球をするなど、2安打7奪三振。球数もわずか93球だった。交代を告げられた青柳は思わず苦笑いを浮かべたが、その後はリリーフでつないだ。
攻撃面では「8番・遊撃」に抜擢した小幡が3安打の大当たり。好守も見せた。四回の1死一、三塁では青柳にスクイズのサイン。相手守備の隙を突く采配で追加点を上げるなど、やりたい放題の岡田野球で試合巧者ぶりを見せた。
■過激発言に球団がストップをかけることも
試合後の会見でも、“岡田節”が炸裂した。
青柳から岩崎への思い切った交代については、先を見据えて青柳に無理をさせない意図があったのかと思いきや、「あれは俺が間違った」とアッサリとミスを認めて報道陣を驚かせた。右打者の宮崎が代打で出てくることを想定していなかったという。