大谷翔平は「スランプなし」がアダに…使い勝手の良さからエンゼルスますます依存傾向に
二刀流の負担増+フル回転で故障リスクも
エンゼルスは昨年まで7年連続で負け越し。ワールドシリーズを制した翌年の03年からキープしていた300万人台の観客動員は19年を最後に途切れ、昨22年は約245万人に低迷した。
モレノ・オーナーがいったん公言した身売りを撤回、今後も球団を保有する方針を明らかにしたのは球団の価値をいま以上に上げたいからだ。オフは例年以上にカネを使って補強。今シーズンはプレーオフ進出が絶対条件で、10日現在、5勝4敗とア・リーグ西地区首位タイの好スタートを切った。
この勢いを続けるためにも、スランプがほとんどない大谷への依存度は今後、ますます高くなるのではないか。
二刀流はただでさえ負担が大きいうえ、WBCから投打にフル回転している大谷のカラダが心配ではある。