デュッセルドルフMF田中碧が大ケガ戦線離脱…森保監督は憂鬱抱えながらの欧州視察行脚
「カタールW杯でセントラルMFの先発要員だったドイツ1部シュツットガルトの<デュエル王>遠藤航とポルトガル1部守田英正は、ボール奪取能力は非常に優れているものの、そこからの展開力のバリエーションの少なさ、意外性の乏しさに森保監督は満足していない。田中はボールを奪った後、相手DFを幻惑するようなパス出しを見せたり、局面に応じてスルスルッと攻め上がってゴールを決めたり、この田中の攻撃面を森保監督は高評価。6月に国内で行われるテストマッチ2試合のキープレーヤーとして大きな期待を寄せていた」(前出の関係者)
田中の全治期間は明らかになっていないが、6月の代表戦不参加は必至の状況。森保監督は囲み取材終了間際、田中について「会いたいと思っています。早く落ち着いて回復することを考えて欲しいと伝えたい」と話したが、憂鬱な気持ちを抱えながらの欧州行脚となる──。