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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【battle for desire】大谷がインタビューで幾度も答える「欲望との闘い」

公開日: 更新日:

 大谷翔平の食生活、節制ぶりが話題だ。

 大谷はインタビューでも幾度も「欲望との闘いです(battle for desire)」というフレーズを口にしている。

“desire”は「欲望」「願望」。脱線するが、「性欲」は「sexual desire」と言う。「I desire you」は「私はあなたが欲しい」。いささか直接的な表現だ。

 米スポーツサイト「write on sports(WOS)」が大谷の食生活に関する研究論文を掲載している。

 同サイトによると、MLBでは1人の選手に1人の栄養士がつくのが一般的だが、大谷にはdietitian(登録栄養士)とnutritionist(栄養士)と2人の専門家がついているという。

 カロリー計算や献立を担当し、米国でdietitianになるには国家試験の資格が必要だという。

 WOSの論文にはこうある。

「当時の登録栄養士は、『He was very thin(大谷は非常に痩せていた)』と証言している。2018年、大谷はMLBに合流する直前、ダルビッシュらとともに自主トレーニングをしたが、この期間に20ポンド(約9キロ)のstraight muscle(骨格筋・横紋筋)と呼ばれる筋肉増量に成功した。大谷は1日に7食も食べていた」

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