侍J任期満了の栗山英樹監督に「巨人GM招聘案」が浮上!“生え抜き”の不文律も背広組ならオッケー

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「ちょっと寂しくなりますけど、僕も多くのファンの皆さんと一緒で選手の姿に感動したので、選手にお礼を言いたい」

 NPBエンタープライズは5月31日、任期満了に伴い、3月のWBCで世界一に導いた侍ジャパンの栗山英樹監督(62)の退任を発表した。

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 この日は都内で「世界禁煙デー記念イベント」に参加。「代表監督」としては最後の日となり、心境を問われた栗山監督が、しみじみと語ったのが冒頭のコメントである。近日中にも退任会見が行われるとあって、「後任? みんなが求める、どうしてもこの人にやってもらいたいという監督さんが、やってくれると思う」とし、自身の今後についても「何も考えていない」と語るにとどめた。

 しかし、侍ジャパンの猛者たちを束ね、チームを14年ぶりの世界一に導いた指揮官を巡っては、水面下で争奪戦が繰り広げられるのは確実だ。

■大谷とダル呼んだ手腕

 現在4位の巨人も例外ではない。さる読売関係者がこう明かす。

「今年は日本ハムの『球団プロフェッサー』という肩書があるが、来年はすでに他球団から監督やフロントの要職として引く手あまたと聞いています。巨人も球団首脳が手腕を高く評価していて、『なんとか招聘できないか』と水面下で模索しているようです。“生え抜きの4番かエース”という不文律があるため、次期監督というのは現実的ではないが、GMなどのフロント職の幹部としてなら話は別。今回の侍ジャパンの編成でも、いくら日本ハムの監督だったとはいえ、チームの躍進を支えた大谷やダルビッシュは、栗山監督じゃなければ呼べたかどうか。カージナルスのヌートバーという日系人選手を初めて呼んで人気者にした手腕もしかり。今の巨人は編成面がガタガタ。栗山監督の『編成力』を背広組として生かして欲しいということです」

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