戸郷が“兄貴分”由伸いるオリ戦でリーグ単独トップ7勝目 高まるメジャー志向に巨人ヒヤヒヤ
巨人の戸郷翔征(23)がリーグ単独トップとなる7勝目(1敗)を挙げた。
「完投、完封する勢いでやっていきたい」と宣言して臨んだ7日のオリックス戦。6安打を浴び、四球を与えたものの、138球を投げて7回無失点。チームの連敗を2で止めた。
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戸郷にとってこの大阪遠征は“兄貴分”と再会の場でもあった。さる球界関係者がこう言う。
「前日に巨人相手に8回1失点の好投で5勝目を挙げたオリックスのエース山本由伸(24)です。戸郷の地元は宮崎・都城。2学年上の兄が山本と都城高で同学年だった縁がある。戸郷が聖心ウルスラ学園3年の時、プロ2年目だった山本は中継ぎとして54試合に登板するなどフル回転。防御率2.89(4勝2敗)とブレークした。戸郷は高校入学前、『いつか一緒に野球しよう』と山本に声をかけられたことがあるそうで『高校時代にサインをもらった』と言うほど、憧れの人なのです」