巨人は戸郷と心中か? 危うい原構想「中継ぎ3連投なし」でエースの負担ますます増大
試合前まで巨人のチーム防御率は12球団ワーストの3.98。特に「魔の八回」に苦しむ救援防御率は4.69と改善の兆しが見えない。
そんな中、原辰徳監督(64)は先日、スポーツ報知のインタビューで「今、リリーフは中川、鈴木康、三上がいるけど、彼らに頼っちゃダメだと。投手コーチと話したのは彼らは2連投まで。3連投はなし」と語ったのだ。
昨季は桑田投手チーフコーチ(現ファーム総監督)の提案で、前半戦に限り、新人守護神・大勢の3連投が禁止された。21、22年に両リーグで連覇を果たしたヤクルト、オリックスはともに「リリーフ陣の3連投はなし」という決まりがあった。
今や球界で主流となりつつあるが、原監督に言わせれば、「それが当たり前と思っていたら小さな囲いの中で野球をやってるってこと」と持論を展開するほどだから、本音の部分で賛成ではない。それでも、当面は投手コーチの意見を受け入れるという。
■エース戸郷がこのところフル回転も…
そこで大きな役割を果たすのが、現在リーグトップの6勝(1敗)を挙げているエース・戸郷翔征(23)である。巨人OBがこう言った。