渋野日向子ようやく連続予選落ち止まるも…左手親指完治を遅らせるスポンサーへの“義理人情”

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「選手の契約やスケジュールを管理する我々は、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう最大限の努力をする。スポンサーを増やせば我々の収入も増えるが、選手にマイナスになっては論外です。渋野は所属のサントリーを筆頭に、10社以上のスポンサーがついている。シーズンオフは忙しいと思いますよ。これは日本選手のいいところでもあり、逆の面でもあるのですが、スポンサーに恩返ししようと無理をする選手が少なくない。スポンサーの数が多ければなおのことです」

 関係者が続ける。

「昨年の全英女子のプレーオフでは、19年に渋野が同組で優勝を争ったA・ブハイに最後までついて回り応援していた。一緒にプレーしている選手の好プレーに拍手するシーンもよく見ます。こういう選手は、自分より、まず人のことを考えるタイプが多い。左手親指を痛めてもスポンサーのために休養する考えがないとすれば、周囲がストップをかけたり、よく話し合うべきです。致命傷になってからでは遅いです」

 ちなみに、首位は通算7アンダーのC・ブティエ。日本勢の上位陣は笹生優花が通算6アンダー2位、畑岡奈紗は通算5アンダー4位。

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