大谷翔平「ヒリヒリする9月」へ正念場…エ軍さらに強打者2人獲得も、8月は強豪との対戦ばかり
笛吹けど踊らない。大谷翔平(29)が気を吐いても、2日続けてけいれんを起こすくらいしゃかりきになっても、強豪相手には歯が立たないのがエンゼルスだ。
日本時間29、30日とワイルドカードによるプレーオフ出場圏内のブルージェイズに2日間とも1点しか取れずに連敗。31日はなんとか勝利したものの、このカード負け越してしまった。
31日現在、西地区首位のレンジャーズとは5ゲーム差の3位。ワイルドカード出場圏内まで4ゲーム差。8月2日のトレード期限を前に買い手に回って、プレーオフを目指すことに。27日にホワイトソックスからジオリトとロペスの2投手を補強しながら2連敗だ。
8月1日からはさらに強豪との対戦が続く。ブレーブス、マリナーズ、ジャイアンツ、アストロズ、レンジャーズ、レイズ、レッズ……同24日までに対戦する7球団のうち、エンゼルスより勝率が低いのは同地区のマリナーズだけ。マリナーズにしても、エンゼルスとは0.5ゲーム差につけている。他の6球団はすべて地区優勝かワイルドカードでのプレーオフ出場圏内のチームなのだ。