米独立L入りした筒香嘉智の意外な去就…打線に厚み欲しいヤクルトが今オフ獲得へ虎視眈々
レンジャーズ3Aを退団後、ニューヨーク・マンハッタンに程近いスタテン島を本拠地とするフェリーホークスに移籍した筒香嘉智(31)が日本時間3日、出場2試合目にして1号ソロを放った。
筒香は米球界でのプレー継続を望むも、メジャーの他球団からは手が挙がらなかった。その一方で、日本の複数球団からオファーを受けたという。
「古巣のDeNAや巨人に加え、ヤクルトも獲得調査を行ったそうです」とは、米球界関係者だ。
リーグ連覇を達成したヤクルトは今季、中軸の村上、山田、リードオフマンの塩見が不調や故障に泣かされ、自慢の攻撃力が大幅にダウン。3日現在、5位に沈んでいる。
■筒香サイドも「DeNA復帰が絶対」ではない?
「ヤクルトは村上のチーム。村上の活躍は不可欠ですが、村上の不振が続いた上に、脇を固める山田、塩見も機能していない。ここに2016年に44本塁打でタイトルを獲得した筒香が加われば相手チームのマークが分散されるし、打線に厚みも出る。不動のレギュラー不在の左翼の穴も埋まる。筒香サイドも、『DeNA復帰が絶対』ではないそうです。DeNAは野手のレギュラーがほぼ固まっていますから」(同)