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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

W杯プールDで「ほぼ確実に勝てる」初戦 唯一格下のチリ相手にやりたいこれだけのこと

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■熱狂的ファンを味方につける

 こうした選手たちが使えるメドが立てば、選手層に厚みが増す。

 同時に、試合が行われるトゥールーズは、フランスでもナンバーワンのラグビー熱狂都市。07年には、この街でジャパンがフィジーと戦い、31対35と敗れたものの目の肥えた観客から盛大な拍手を送られた。同じ会場で28日にサモアと対戦することを考えれば、地元の観客を魅了して味方につけることも大切だ。

 つまり、最高のパフォーマンスを出すことが、ジャパンにとっての初戦のテーマなのである。  =つづく

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