阪神M5で早くも優勝ムード!経済効果も莫大なのに…地元メーカーから愚痴が出るワケ

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 超満員の甲子園はお祭り騒ぎだった。

 首位を独走する阪神は10日、2位広島を3タテし、優勝マジックを5とした。最短で14日にも2005年以来18年ぶりの優勝が決まる。岡田監督は「マジック数が片手になったですね。(次カードも)甲子園でできるし、相手も巨人だし、楽しみに応援してもらいたいですね」と自信の笑みを浮かべた。

 関西では早くも優勝モードに突入している。関大の宮本勝浩名誉教授が算出した関西地区の経済効果は約872億円。関西経済は世界一を達成した今春のWBCをも上回る絶大な恩恵を受けられそうだ。

 宮本教授の試算によると、百貨店やスーパー、商店街など優勝祝賀セールの売上増加額は約40億円。グッズの売り上げもシーズン通して5億円アップが見込まれるという。

 阪神が優勝すると、球団公式グッズの他にも、地元メーカーを中心に優勝記念品を販売する。18年ぶりに優勝した2003年はタオルやぬいぐるみ、時計、酒から、当時の星野仙一監督のサイン入り香水に至るまで、ありとあらゆるグッズが売られた。

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