フィギュア全日本は空席目立ち…坂本花織“一強”の女子に待たれる紀平梨花のリンク復帰
「試合会場が東京や大阪といった大都市圏ではなかったとはいえ、客入りは少々、寂しかったですね……」
こう言うのは、フィギュアスケート全日本選手権(長野)を現地で取材したスポーツメディア関係者だ。
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男子は宇野昌磨、女子は坂本花織がそれぞれ、ショートとフリーで圧巻の演技を見せて優勝。3月の世界選手権も大いに期待できそうだが、スタンドは空席が目立つ日もあった。
25日のエキシビジョンを除いた観衆は、今大会の男子ショートが行われた21日が2512人、女子ショートの22日は2150人、男子フリーの23日は3707人、そして女子フリーの24日は3361人だった。
男子は圧倒的な人気を誇る宇野昌磨に加え、22年の北京五輪のシングルで日本人史上最年少で銀メダルを獲得し、今大会でも2位に入った鍵山優真が宇野に追いつけ追い越せで奮闘。ファン人気を支える形になっている。