楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

公開日: 更新日:

 さらに前出の球団OBは、「田中を巡ってはこのオフ、他球団への移籍説が浮上していました」と、こう明かすのだ。

「年俸の大幅減が確実視される中、球団との交渉次第では田中が自由契約を要望して他球団へ……という可能性がゼロではなかったというのです。実際、某パ球団が田中サイドと接触したとの話も聞きました。楽天としては大功労者である田中が他球団へ流出することになれば、イメージダウンは必至。何が何でも避けたかったはずです。もっとも、今の田中を楽天のように2億6000万円もの年俸を出して取りに行く球団があるとは思えません。実力はもちろん、その素行も問題視されている。安楽のパワハラ問題では、可愛がっている後輩の愚行を認識していたかどうかはともかく、チームの顔として後輩をリードする立場にありながら、結果として放置したに等しい。田中の存在は楽天にとってマイナスなのですが、かといって放り出すわけにもいかないのです」

 大功労者の現状としては寂しい限りだが、昨年10月には今季を見据えて右肘をクリーニング手術。この日、「自分自身結果も残せていない、世間でどう言われているかわかっていますけど、自分の中でまだまだできると思っています」と巻き返しを誓った。今季、その言葉通りの活躍を見せないことには、レジェンドの名が廃るというものだ。

 ◇  ◇  ◇

●関連記事【前編を読む】…では、田中の年俸の下がり具合や、パワハラ関与疑惑についてなど、本記事の前提となる事柄が詳しく記されている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…