坂本勇人が巨人の“アキレス腱”に? 気掛かりな下半身…今季も故障離脱なら阿部構想に綻び
「その坂本のコンディションが問題です。ここまで自主トレは順調にきているようだが、30代も半ばになって、ここ数年は持病といえる腰や足といった下半身の故障、離脱を繰り返している。特に昨年の『右太もも裏肉離れ』は思った以上に重傷だった。今後はクセになる可能性もあって全速力で走るのは怖いようだ。どんなにケアをしても、肉離れはいつ再発するか分からないもの。坂本は腰にも爆弾を抱えているから、『1年を通じて試合に出続けるのは厳しい』と漏らす関係者もいる」
確かに坂本は宮崎入りした際、「1年間ケガしないよう、戦える体づくりができるように。一番はそれ」と強調していた。
仮に今季も故障をして離脱するような事態になれば、三塁手部門でゴールデングラブ賞を2度受賞している岡本和を回さざるを得なくなる。
「三塁は門脇もできるが、守備の要として期待している遊撃から動かしたくないだろう。そうなると、左翼のレギュラー候補の秋広が空いた一塁に回ることが濃厚。外野は実績のある丸、梶谷など駒が多くいますから。三塁復帰となる岡本は当然、『固定』じゃなくなって、阿部監督の構想に綻びが生じます」(前出のOB)