巨人「ゴジラ先生」4日間の使命 松井秀喜臨時コーチの手腕で覚醒必至な若手有望株の名前
阿部慎之助監督(44)率いる巨人に、6年ぶりの強力“助っ人”がやってくる。巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(49)が「臨時コーチ」として宮崎の地を訪れる。
松井氏は阿部監督が誕生した際、宮崎キャンプでの臨時コーチ就任を期待する声に対し、「まず空港から青島のホテルまでレッドカーペットを用意するのが第1条件」と笑い飛ばしていた。
宮崎の春季キャンプを訪れるのは、2018年に臨時コーチを務めて以来4度目。18年は入団4年目を迎えてまだ実績のなかった当時21歳の岡本和真(27)を指導。「私は軸足を大事にしながら打っていた。下半身の使い方、私の感覚を伝えた」とアドバイスすると、その年に打率.309、33本塁打、100打点と覚醒し、その後、不動の4番に定着したという“実績”もある。
16年には坂本勇人(35)にも「軸足打法」を助言し、打率.344で初の首位打者に導いた。松井コーチは巨人選手の間で好評なのだ。
今回の指導日程は4日間。限られた時間の中で、阿部監督が覚醒させて欲しい選手は、松井氏の背番号「55」の後継者でもある身長200センチの秋広優人(21)である。