阿部巨人“チームの顔”は4番・岡本和真 原前監督の「便利屋扱い」「守備たらい回し」にNO!

公開日: 更新日:

 阿部巨人がいよいよスタートする。

 31日、キャンプ地の宮崎に入る阿部慎之助監督(44)は、21日に放送されたBS日テレの特番で4年ぶりのリーグ優勝、2012年以来となる12年ぶりの日本一へ、「やっぱり4番・岡本は固定していくと思うので、ホームランではなくて打点をどれだけ挙げるかっていうのが一番」と主砲の岡本和真(27)をキーマンに挙げた。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 さるチーム関係者がこう言う。

「昨年、岡本は本職の三塁だけじゃなく、一塁、左翼も守った。チーム内にも原前監督の起用法を疑問視する声はありましたが、原前監督は『勝利のための最善策』の一言で、お構いなしだった。それでも岡本は打率.278、41本塁打、93打点で自身3度目の本塁打王のタイトルを取りましたが、阿部監督はチームの顔である4番打者を便利屋のような扱いはしたくない。阿部監督自身も現役時代は長く4番を務めただけに、昨年まで原監督がやっていた『岡本の守備位置たらい回し』には思うところがあったようです。1年を通じて打順、ポジションを固定できれば、打点王どころか、22年のヤクルト・村上(打率.318、56本塁打、134打点)が三冠王を獲得した時のような成績を残してくれると期待しています。阪神の岡田監督も選手を固定して日本一になりましたから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇