メディア泣かせの大谷がドジャースで大サービス…超人気球団ゆえ心配な「ストレス蓄積」
大谷はキャンプ初日に会見した際、「新しいチームなので、1年目のつもりでまずは環境に慣れる、チームメートに慣れることが最優先。基本的には自ら(同僚選手にあいさつに)行きます」と、謙虚な姿勢を見せた。取材に応じているのも、環境の変化によるところが大きいようなのだ。
とはいえ、大谷は基本的に、自身のパフォーマンスにプラスになること以外は意識して遠ざけてきた。報道陣の取材に応じることも、おそらくその一環なのだろう。
なにしろニューヨーク遠征でも宿舎と球場以外、足を運ばないほど。グラウンドで結果を出すためにそこまで徹底している選手が、新たな環境に適応するためとはいえ、これまで排除してきたことを受け入れているのだからストレスはたまって当然。まるで別人のようにニコニコしながら取材に応じている大谷の精神面が心配にもなるのだ。
■ランニング中心の調整 転倒のハプニングも
その大谷は日本時間14日、今キャンプ初のフリー打撃を行った前日とは打って変わってランニング中心のメニューで汗を流した。
体にデジタル機器を装着してダッシュを繰り返したが途中、器具に接続するワイヤが外れて転倒するアクシデントがあった。
見守っていたロバーツ監督らが心配そうな表情を見せる中、大谷は笑顔で無事をアピールした。