ドジャース大谷いよいよ膨れ上がる期待とノルマ…投げない分、打って走れ!と首脳陣が期待
オフの間に下半身を徹底的に強化したからこそ、ボールを正確にとらえる確率は上がり、打球の飛距離も伸びているようなのだ。
ロバーツ監督は大谷のオープン戦出場時期に関して、早くても初戦は日本時間26日のアスレチックス戦になると示唆。対外試合がスタートすれば例年通り、いや、これまで以上の打撃を見せるかもしれないが、首脳陣が期待しているのは打つだけではない。
打者として昨季の44本塁打、打率.304、20盗塁は最低ライン。特に盗塁に関しては、それ以上の数字を求められている。
昨年、大谷同様、満票でナ・リーグのMVPを獲得したアクーニャ(26=ブレーブス)は打率.337、41本塁打、73盗塁。40本塁打、70盗塁はメジャー史上初の快挙だった。
投げない分、走れるとみられている大谷は、ひょっとしてアクーニャ並みの成績を求められているのではないか。その期待とノルマは膨らむ一方だ。
その大谷はキャンプ初めての休日となった日本時間21日にはアリゾナ州グレンデールの球団施設に姿を見せず、静養に努めた。
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