男子バスケ日本代表 1936年ベルリン五輪以来88年ぶり「中国撃破」の快挙
バスケ日本男子が歴史を刻んだ。
世界ランク26位の日本は同29位の中国相手に76-73で勝利。馬場雄大(28)が3ポイント4本を含む24得点と大活躍した。
日本バスケットボール協会によると、日本が五輪を含むFIBAアジア杯より上位レベルの主要国際大会で中国に勝ったのは、1936年ベルリン五輪以来だという。
日本男子は昨夏のW杯でアジア1位となり、パリ五輪出場権を獲得。48年ぶりに自力で五輪出場を果たすことになったが、一方の中国男子は近年、低迷が続いている。2021年東京五輪の出場を逃すと、昨夏のW杯は1次ラウンドで3連敗を喫して敗退。中国国内ではバスケ人気が非常に高いだけに、落胆する国民が相次いだ。
躍進する日本の歴史的な勝利は、中国の低迷が追い風になったといえそうだ。