U23アジア杯優勝に導いた大岩剛監督の「ポスト森保」はパリ五輪でのメダル次第
日本時間4日午前0時半にキックオフした、U23アジア杯決勝戦。日本はウズベキスタンを1-0で下し、2016年大会以来2度目の優勝を果たした。
7月26日に開幕するパリ五輪のアジア最終予選を兼ねた今大会。4月30日の準決勝で難敵・イラクを破り、8大会連続の五輪出場を決めた瞬間、日頃はクールな大岩剛監督(51)は、ベンチ前でコーチ陣と抱き合い笑顔をふりまいた。
「優勝候補の韓国が、準々決勝でインドネシアに負けて五輪連続出場が9でストップ。大岩監督も『連続出場を途絶えさせるわけにはいかない』とプレッシャーに拍車が掛かった。それだけに重圧から解放された瞬間、いつものポーカーフェースを保てなかったのでしょう」(サッカー関係者)
その大岩監督の周辺からは「パリ五輪でメダルを取れば、ポスト森保の一番手に躍り出る」という声が聞こえてくる。
日本代表を率いる森保一監督(55)の後任候補には、Jリーグ優勝歴代最多の4回に加えて天皇杯、ルヴァン杯も制している鬼木達・現川崎監督(50)、G大阪監督時代の2014年に日本人初となる国内3冠を達成した長谷川健太・現名古屋監督(58)の名前が取りざたされてきた。