U23日本代表OA枠難航の大ピンチ! 大岩監督「狙う」豪語のパリ五輪メダル獲得は前途多難

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 パリ五輪に出場するサッカーU23(23歳以下)五輪代表が大ピンチだ。

 年齢制限のないオーバーエージ(OA)3枠について「実際に五輪出場に至っている選手はいない」とJFAの山本昌邦ナショナルチームダイレクター(NTD)が30日、6月の米国遠征メンバー発表会見の席上で明らかにしたのである。

 五輪代表の大岩剛監督は、以前から「OA3枠をフルに使って五輪でメダルを狙う」という青写真を描いていた。

 しかし、五輪の場合はクラブに対して招集の強制力がない上、OA枠有力候補の英プレミアのDF冨安健洋(25)が故障のため、ドイツ1部のDF板倉滉(27)とドイツ2部のMF田中碧(25)とベルギー1部のDF町田浩樹(26)の3人は今オフの移籍話が進行中のため、招集は事実上不可能となった。

 さらに山本NTDが会見場で「監督が決まっていないという状況のチームもある」とポロッと漏らしたが、元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏は「英プレミアの強豪リバプールに所属するMF遠藤航(31)と推察される」とこう続ける。

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