U23日本代表OA枠難航の大ピンチ! 大岩監督「狙う」豪語のパリ五輪メダル獲得は前途多難
「昨夏に遠藤を引き入れたドイツ人指揮官のクロップが退任し、オランダ1部フェイエノールトのスロット監督の就任が濃厚と言われている。後釜が誰であろうと、高く評価してくれていたクロップが去ったことで遠藤は来季、主力の座をキープできるかどうか、分からなくなった。地元では『将来は不確定』とネガティブに報じられている。パリ五輪に出場すれば<日本サッカー初の3大会連続出場>という勲章を手にする遠藤は、パリ五輪行きに前向きと言われていたが、ここにきて微妙な状況になったと判断してもいいでしょう」
■6月の米国遠征に選出できず
米国遠征メンバー25人の中で目を引くのは、昨年10月の米国戦以降は未招集だったドイツ1部の187センチDFチェイス・アンリ、同11月のアルゼンチン戦を最後に呼ばれなくなった鹿島の俊足MF松村優太、オランダ1部のドリブラーMF三戸舜介が復帰したこと。
前出の六川氏は「OA枠のメドが立たなくなり、大岩ジャパンの常連選手を呼び戻した可能性もある」と言う。
チーム力アップにつながるOA枠を巡ってドタバタの大岩ジャパン。パリ五輪のメダル獲得は、前途多難と言うしかない。