巨人・岡本和真は「坂本欠場」が好都合?メジャーにアピールしたいこだわりの三塁守備
■ヤクルト村上も三塁にこだわり
そういえば、同じく今オフにもメジャー移籍の可能性があり、22年に三冠王を獲得したヤクルトの村上宗隆(24)も三塁の守備にこだわっている。別の球界関係者が言う。
「東京五輪でチームメイトだったとはいえ、昨オフ、そこまで親密でもない広島の守備の名手・菊池に直訴して弟子入りしたのも、『メジャーにいくには打つだけ、一塁だけじゃダメ。守備面が重視されると聞いたから、三塁の守備力を少しでも上げたい』が理由だったそうです」
三冠王を狙う岡本和は、3日現在、その村上に3本差をつけられ、リーグ2位。打率も.273と失速中だが、今季初めて堅実な三塁の守備をメジャースカウトに披露することができたのは収穫だろう。
交流戦2カードを4勝2敗の好スタートで、セの首位に立った巨人。今オフのメジャー挑戦も視野に入れる巨人の主砲にとって、今後増えるかもしれない坂本の欠場は、むしろ大歓迎かもしれない。
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