111打席ノーアーチでも2冠…ソフトバンク山川穂高にくすぶるファンの「アレルギー反応」
「球界全体で山川に対する“アレルギー”は、完全に消えたわけではないですから」と、福岡の放送関係者。
「昨年、知人女性との強制性交容疑で書類送検され、不起訴処分になった。禊は済んだというのが大半の見方でしたが、先日の古巣・西武の親会社の株主総会では、『ソフトバンクによるタンパリングがあったのではないか』『グループ全体にどれくらいの損害額があったのか』『不法行為を起こした選手に損害賠償を訴えないのか』などと、山川関連の質問が多く飛び交った。西武がコンプライアンスの観点から事実上放出した選手を、ソフトバンクは4年総額20億円といわれる高額年俸で獲得した。期待通りの活躍ができなければ、ソフトバンクのファンも黙っちゃいないし、フロントの責任問題にも発展しかねません。今は山川に対する否定的な声は目立ちませんけど、チームが調子を落とそうものなら、山川に対する風当たりが強まるでしょう」
確かに、山川はこのところ全く本塁打を打っていないにもかかわらず、福岡方面では否定的な見方は多くない。チームが首位を独走するなど、勝ち続けているからにほかならない。