ソフトバンク「育てながら勝つ」に夏場の試練…小久保監督が漏らしていたキャンプの不安

公開日: 更新日:

「言うは易し、行うは難し」だが……。

 ソフトバンクは去る24日、中村亮太、三浦瑞樹、前田純の3投手と捕手の石塚綜一郎の計4人の育成選手を支配下登録。これで今季、育成から支配下を勝ち取った選手は計8人となった。

 春季キャンプでも育成選手4人を一軍に相当するA組に抜擢するなど、若手を積極的に起用している小久保裕紀監督(52)。それでいて、2位ロッテに10ゲーム差の首位と、「育てながら勝つ」を実践している。

 ソフトバンクは昨季まで指揮を執っていた藤本前監督も球団から「育成と勝利の両立」と求められたが、結果は2年連続V逸。2022年は2位、昨季は3位で、選手の個人成績も軒並みダウン。両立を果たせなかった。

 前任者の例を持ち出すまでもなく、「育てながら勝つ」はあくまで理想論。それを小久保監督はやろうとしている。

「21年にヘッドコーチ、22、23年は二軍監督を務めた小久保監督の選手を見極める目も評価すべきだが」と、球団OBがこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  1. 6

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  2. 7

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」

  3. 8

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 9

    広末涼子とNHK朝ドラの奇妙な符合…高知がテーマ「あんぱん」「らんまん」放送中に騒動勃発の間の悪さ

  5. 10

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性