「控えめに言っても最悪」なパリ五輪選手村の食堂…露呈した国とアスリートの大きすぎる“格差”

公開日: 更新日:

 こういったトラブルを避けるためか、米国男子バスケットボール代表チームは、1500万㌦(約23億2500万円)もの大金を投じてパリ市内の高給ホテルを貸し切り。男子テニスノバク・ジョコビッチ(セルビア代表)は、東京五輪で選手村に入った際に「有名人扱い」されてリラックスできなかったことを教訓に、今回は入村しなかった。

 こういった対策も、NBAのドリームチームやテニス世界ランク2位のトッププロだからこそ成せる業。国や競技によって支援体制は様々で、大きな格差が生じている。

 日本は過去の五輪でも「サポートハウス」を設置し、日本食の提供やジャグジー風呂など、選手の心身を支える施設を作ってきた。今回もオリ・パラ合わせて約13億円の運営費を投じている。

 日本のアスリートも恵まれている。

  ◇  ◇  ◇

 選手村で毎年話題になるのは配布される避妊具の数だろう。今大会ではいったいいくつ配られていたのか。オリンピアンが語った「衝撃の実態」とは、どのようなものなのか。 

●関連記事【もっと読む】…では、その「驚愕の実態」などについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり