やり投げ北口榛花 東京五輪から格段に上がったメダルへの期待…専門家が語る「ここぞの集中力」
北口は昨年、日本記録を2度(7月、9月)更新したときは、いずれも6投目だった。22年世界選手権オレゴン大会銅メダル、23年同ブダペスト大会で金メダルを手にしたときも6投目にドラマが起きた。そして今回もそうだ。
6月末時点、北口は世界ランク1位。強敵は昨年の世界選手権2位で5月に66メートル70の南米新記録を樹立したルイス・フルタド(コロンビア=世界2位)や同3位のマッケンジー・リトル(オーストラリア=同3位)、東京五輪金メダルの劉詩穎(中国=同13位)らだ。
▽北口榛花(きたぐち・はるか) 1998年3月16日、北海道旭川市生まれ。旭川東高2年のインターハイ女子やり投げ優勝。15年世界ユース選手権で金メダル、22年世界陸上で銅メダルを獲得。23年世界陸上の金メダルは、五輪を含めた世界大会におけるトラック&フィールド種目で日本女子初の快挙。世界の強豪が集う同年のダイヤモンドリーグの年間チャンピオンに輝いた。179センチ、86キロ。
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日刊ゲンダイは以前、北口からチェコでの生活の実態、現地人との異文化交流など、あますことなく語ってもらった。北口が話す「爆笑必至エピソード」とは。
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