巨人・菅野智之「35歳メジャー挑戦」浮上の悪い冗談…《4勝の昨季も情報収集欠かさず》の声も
巨人がわずか2安打で白星を拾った。
25日の中日戦。七回に飛び出した坂本勇人の2ランで試合を決めたが、もうひとりの立役者は、中日打線を“ゼロ封”した先発・菅野智之(34)である。
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味方打線が中日の大野に六回まで無安打に抑えられる中、「先にマウンドを降りない。最後まで投げてやろうという気持ちで投げていた」と、ピンチを背負いながらも7回3分の1を無失点。粘りの投球で息詰まる投手戦を制した。
ガラガラ声で上がったお立ち台で「勇人さんの本塁打の時に叫び過ぎて声がつぶれちゃいました!」と笑った。これで12勝2敗。リーグ2位に2勝差をつけ、セ・パ両リーグトップを快走する右腕に対し、阿部監督は「智之もヒットは打たれたけど、我慢して後をしっかり抑えて、よく頑張った」と目を細めた。
そんな中、さる巨人OBはこう語る。
「今年の投球内容は全盛期を思い出させるだけに、またぞろ『メジャーに挑戦したい』と言い出すのではないかという情報がある、と球団が気を揉んでいると聞いています。もう諦めたような雰囲気になっていますが、菅野は一度も『メジャー挑戦を諦めた』とは言っていません。20、21年オフに、それぞれポスティングと海外FAを利用して挑戦を試みたが、結局残留。ただ、その後も10勝だった22年と4勝に終わった昨年でさえ、米球界の情報を収集していたそうです」
菅野は22年の開幕前に「もちろん(メジャー挑戦を)諦めているわけではない。でも、頭にチラつかせながらやるのはしんどい。いったん封印して目の前の試合に集中する」と言ってから、メジャー挑戦に関するコメントを発していない。