巨人・菅野智之「35歳メジャー挑戦」浮上の悪い冗談…《4勝の昨季も情報収集欠かさず》の声も

公開日: 更新日:

メジャーで「年齢の壁」が低くなっているが…

「20、21年の挑戦時は巨人での当時の年俸8億円以上の契約が結べない可能性が高いということで断念したようだが、考え方が合うといって慕う桑田二軍監督は現役時代、39歳の年に米国に渡ってメジャー昇格も果たしている。菅野は今年の成績でだいぶ自信を取り戻していますから」(前出のOB)

 米球界関係者は「先発5番手候補くらいで獲得に乗り出す球団がある可能性はある。年齢がネックにはなるものの、上原(巨人)が34歳になる年に2年1000万ドル(当時約9億4000万円)でオリオールズ入りしている。2年500万ドル(約7億2000万円)程度でいいなら手を挙げる球団はあるかもしれません」と指摘する。

 米球界での実績があるとはいえ、ダルビッシュが昨年36歳でパドレスと6年契約を結んでいる。特に投手に関してはメジャーで「年齢の壁」が低くなっているのは確かだ。

 すでに海外FA権を持つだけに、菅野が決断すれば、巨人に止める術はない。

「まさかとは思うけど、阿部監督は応援姿勢で、引き留めないともっぱらです」(前出のOB)

 球団は元エースの流出に戦々恐々というより、「もしかしたら……」と心の準備を始めているようである。

  ◇  ◇  ◇

 球団周辺からも「終わった説」が囁かれていたが、ここに来てまさかの大復活を遂げた菅野。その「意外な一因」とはいったい何か。何が菅野を変えたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…