松山英樹よ、富士山をバックに豪快ショットを見せてくれ…衰退する国内男子ゴルフ界のため、ぜひ
その雄姿は10月24日から日本で行われる米ツアーの「ZOZO選手権」(千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CC)で観戦できるが、ファンは国内ツアーでのプレーも見たいはずだ。
松山は腰痛を悪化させ、プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」2日目のスタート前に棄権した。最終戦も腰や首、背中に痛みが出ないことを祈りながらのプレーだったに違いない。
今後は、米国選抜と世界選抜が戦う2年に1度の対抗戦、プレジデンツカップ(26日開幕・カナダ)に出場し、1カ月後のZOZOで今季を終えるとみられている。
だが、11月7日開幕の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は松山がアマチュア時代の11年に優勝し、米ツアー挑戦の足がかりとなった大会だ。会場の太平洋クラブ御殿場コースは18年に全面改修が行われた際、松山が初めて監修に携わった思い入れがあるコースだ。凱旋出場の舞台としては文句なしだろう。
体調が100%でないことは承知しているが、人気低迷で衰退している国内男子ゴルフ界のため、ぜひ一考してほしい。