代表主力DF2人の離脱が森保監督には「ケガの功名」に?谷口彰吾はアキレス腱断裂、冨安健洋はケガのデパート
4DFを基本布陣として戦ってきた森保ジャパンだが、ここにきて3Dが主な陣形となった。
その守備陣のかなめとなる3DFのセンターに誰を据えるか? 森保監督も頭を悩ませているところだが、現在33歳の谷口がどんなに好調を維持しようが、2年後もフルに働ける可能性は極めて低い――というのが森保ジャパン首脳陣の一致する見立て。いつか時機を見て引導を渡さなければならなかったが、本人には気の毒だが、大ケガを負ったことで〝世代交代〟を推し進めることができる。
「10月に古傷の膝を再び痛めた英プレミアの強豪アーセナルDF冨安健洋は、もちろん今回も招集外選手となっているが、冨安自身は現在25歳と谷口とは違い、まだまだ老け込む年齢ではない。しかし、とにかくケガが多過ぎる、それも両太モモ裏痛に両膝痛に両足首と下半身はケガのデパート状態。たとえば冨安をW杯本大会の初戦に使って故障すれば、一気に森保ジャパンは大ピンチを迎えてしまう。思い切って20歳の川崎DF高井幸大を起用するなどスムーズな世代交代にも繋がる」とは前出のサッカー関係者である――。