代表主力DF2人の離脱が森保監督には「ケガの功名」に?谷口彰吾はアキレス腱断裂、冨安健洋はケガのデパート

公開日: 更新日:

 4DFを基本布陣として戦ってきた森保ジャパンだが、ここにきて3Dが主な陣形となった。

 その守備陣のかなめとなる3DFのセンターに誰を据えるか? 森保監督も頭を悩ませているところだが、現在33歳の谷口がどんなに好調を維持しようが、2年後もフルに働ける可能性は極めて低い――というのが森保ジャパン首脳陣の一致する見立て。いつか時機を見て引導を渡さなければならなかったが、本人には気の毒だが、大ケガを負ったことで〝世代交代〟を推し進めることができる。

「10月に古傷の膝を再び痛めた英プレミアの強豪アーセナルDF冨安健洋は、もちろん今回も招集外選手となっているが、冨安自身は現在25歳と谷口とは違い、まだまだ老け込む年齢ではない。しかし、とにかくケガが多過ぎる、それも両太モモ裏痛に両膝痛に両足首と下半身はケガのデパート状態。たとえば冨安をW杯本大会の初戦に使って故障すれば、一気に森保ジャパンは大ピンチを迎えてしまう。思い切って20歳の川崎DF高井幸大を起用するなどスムーズな世代交代にも繋がる」とは前出のサッカー関係者である――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…