阪神FA大山争奪戦に巨人坂本までラブコールする深い意味…総額24億円超の大型契約提示に《相当悩んでいる》
巨人の坂本勇人(35)が昨26日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円ダウンの年俸5億円で単年契約を結んだ。
18年目の今季は本格的に転向した三塁手部門でゴールデングラブ賞を受賞したものの、打率.238、7本塁打、34打点に終わった。打撃不振で6月下旬から2週間ほど二軍落ちを経験するなど、レギュラーに定着した2年目以降ではワーストの成績。2011年オフ以来、13年ぶりの減額に「1億円くらいダウンした。ダウンは当たり前。年齢的に厚かましく複数年にしてくれとも言わなかったし、一年一年が勝負」と気を引き締めた。
巨人は今オフ、阪神からFA宣言した大山悠輔(29)らの補強を目指している。坂本はFA補強について「巨人は勝たないといけないチーム。大山くんはいい子なので来て欲しい」と「ラブコール」を送った。
先日は阿部慎之助監督(45)が「優勝したからこそ補強が必要。大山くんは茨城出身なので東京に来て欲しい。5番で岡本の後を打つ核がいない。世紀の大FAの先駆者になって欲しい」と訴えれば、山口寿一オーナー(67)も「こちらがお声がけした選手に関しては、ぜひ来ていただきたい」と異例のラブコールを送ったばかりである。