プロキャディーのシーズンオフは人それぞれですが、僕が毎年やっていることは何でしょう
お客さんが気になるのは、やっぱりプロの飛距離ですね。150ヤードくらいのパー3で6番アイアンで打った人に「上井(邦浩)君ならピッチングですよ」と言うと、「え!?ホンマですか」と驚きます。昨年は女子プロの福田真未ちゃんが特別参加してくれて、真未ちゃんの組にキャディーでつき、盛り上がりました。
この企画は僕もお客さんと一緒に昼食を取ります。テーブルを囲むと、「感じの悪い選手はダレですか?」「先月、あの試合であの選手はどうして崩れたのですか?」といったような質問が多いですね(笑)。答えづらい質問には笑ってごまかすこともありますが……。
昼食には企画用のメニューがあり、人気なのは僕も大好きなステーキ重(ワンドリンク付き)です。
なぜ、オフにハウスキャディーをやるのかといえば、それはプロだから。トーナメントでコンビを組んだ選手が最大限の力を発揮できるようサポートするのが主な仕事ですが、「アマチュアのみなさんを楽しませることができなければプロのキャディーではない」という信念があります。