メジャーで人気沸騰も菅野智之に致命的“欠点”… 巨人関係者が不安視する「野手をウンザリさせてきた悪癖」

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 来年10月で36歳になる“ルーキー”が、思わぬ人気を博している。

 巨人から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す菅野智之に対し、米ダラスで開催中のウインターミーティングに集まるメジャー球団の幹部から続々とラブコールが寄せられているのだ。

「巨人時代はもちろん、大学時代(東海大)から長く注目してきた。ずっと安定した投球を続けてきた」

 ダルビッシュを擁するパドレスのプレラーGMがこう言えば、ジャイアンツのメルビン監督も、「彼は間違いなく成功する。どんなチームでも貢献する」と、評価した。

 アスレチックスを含め複数の球団が2年40億円前後の条件を提示する用意があるとされるが、古巣の巨人関係者はこんな懸念を持っている。

「今季15勝3敗で4年ぶり4度目の最多勝を獲得し、3度目のMVPにも輝いた。ここ数年の不振から完全に脱し、肘が下がって横になっていた腕の振りを縦に矯正したことで、これまで以上に鋭く落ちるフォークという新たな武器を手にした。本人も投球自体に不安はないでしょうが、心配なのはピッチクロックへの対応です。

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