「モテる男のセックス流儀」田辺まりこ著
■千人斬りの銀座のママがモテテク伝授
田辺まりこ著「モテる男のセックス流儀」(ブックマン社 1300円)は、そこらのセックスハウツー本とはワケが違う。
著者は、銀座の高級クラブ「姫」で数年にわたりナンバーワンの座をキープしたのち、30歳で独立した伝説のホステス。現役時代には、大企業の社長から有名映画俳優まで、1000人余りの男たちとメークラブした経験を持つという。彼女は今、「セクシャルアカデミー」なる秘密講座を開講し、かつての濃厚な日々の中で体得したセックスの神髄を男性たちに伝授している。本書は、日刊ゲンダイ本紙連載コラムを基にそのエッセンスをまとめたものだ。
例えば、デートの最後に「あと1時間!」などと食い下がるのはご法度。帰ると言うなら「駅まで送るよ」と余裕を見せよう。代わりに、「ハグしていい?」と了承を得てから、彼女の頭を抱えるように全身を優しく抱き締めてやる。次回のデートも、その次もハグはするが先を求めないのがポイントだ。女性は、“本当に私が好きなのね”と感じつつ、じらされることで身も心も裸にされ、やがてあなたを求めてくるようになる。