「万病を予防する「いいふくらはぎ」の作り方」大内晃一著
“第2の心臓”と呼ばれるふくらはぎのマッサージがブームとなっている。血流を良くするためのマッサージはもちろん有効だが、本書では揉むだけでなく、食や生活の習慣によって健康なふくらはぎをつくるポイントを紹介していく。
例えば、葉緑素を積極的に取ること。ヨモギやホウレンソウ、アシタバなどに豊富な葉緑素は、造血機能を促進して細胞活動を活発にする。よい血液からはよい筋細胞がつくられ、ふくらはぎにもよい筋肉がついて全身の血行を活発にしてくれる。
また、ハイソックスをはいたりお灸をするなどして、ふくらはぎを温める習慣をつけるのもお勧めだ。筋肉の柔軟性が高まり、新陳代謝も高まって胃腸や泌尿器にもよい効果が期待できるという。
(講談社 800円)