「腹筋を割る技術」吉田輝幸著
腹筋は自己管理能力や向上心、生命力の表れであり「男のもうひとつの顔」である。そう主張する著者が腹筋を割るメリットから、それを実現するために最も効率が良いという体幹の鍛え方などを伝授してくれる。
腹筋を鍛えるというと上体起こしのイメージが強い。
しかし、それでは腹筋を割るのは無理で、体の前面、側面、背中、さらには深部からのアプローチが必要で、それぞれに適したトレーニングが必要だという。
食べ物にも注意が必要で、糖質は控え、1日6食にすることでタンパク質を多く取るのがいいそうだ。
休日は家でテレビを見ながらごろ寝、というお父さんには耳が痛いが、いまの自分を変えたい、という人には刺激になる一冊だろう。
(幻冬舎 780円)