時代に翻弄される「沖縄の底力」

公開日: 更新日:

「反骨」松原耕二著

 副題に「翁長家三代と沖縄のいま」。かつて自民党の保守本流にありながら、いまや安倍政権と最も鋭く対峙して一歩も引かない翁長雄志・現沖縄県知事。その家系をたどり、その力の源泉を知ろうとする試みだ。

 首里の琉球王朝に仕える下級士族だった翁長家の先祖。貧しいながらも誇り高く、農民に身を落としながらも孫の教育に熱心だった祖父。父は教師を務めた後、戦後は自民党から出馬して旧真和志市(のち那覇市に編入)の市長になった。革新政治の強い土地柄で保守を通した家系にあって、なおアメリカと日本本土に対して鋭い対決姿勢を崩さない。その内面に迫る伝記ルポ。著者はTBSで報道畑一筋のジャーナリストだ。(朝日新聞出版 1500円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり