「魔法使ひ」堀川アサコ著

公開日: 更新日:

 終戦から2年後の青森。双子の妹・ハナ子は、闇市を牛耳る香具師の父を怒らせ軟禁されている健吾を助けたい。このままでは健吾は父に殺されてしまう。健吾は、内気なハナ子と性格が正反対の姉・テフ子の恋人だった。しかし、テフ子は健吾などもうどうでもいいようだ。テフ子によると不可能を可能にする「魔法使ひ」と呼ばれる担ぎ屋がいるらしい。しかし、仕事を頼むにはお金が必要だ。何とか健吾を救い出したいハナ子は、彼の友人の安保を訪ねる。安保から魔法使ひよりも隠居した大親分の葉村に仲裁を頼むよう提案されたハナ子は、葉村の別荘に向かう。帰り道、忘れ物を取りに戻ったハナ子は、安保の遺体を目にする。遺体には頭がなかった。

 終戦後の青森を舞台にした長編ミステリー。

(講談社 700円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり