「陰からの一撃」堂場瞬一著
「陰からの一撃」堂場瞬一著
交通事故で死んだ被害者が、指名手配中の殺人事件の容疑者・佐木と判明。同夜、警視庁・追跡捜査係の西川の自宅ポストに、佐木は殺人事件の犯人ではなく、犯人は今も逃げ続けていると記された不審な手紙が届く。手紙には、佐木のアリバイを証明する新情報を提供すると、待ち合わせの場所と時間が記されていた。
差出人は西川に1人で来るよう指示。西川は、待ち合わせ場所に現れた男に凶器で頭を殴られ倒れる。内密に西川を警護するため現場で待機していた同僚の沖田らも犯人を取り逃がしてしまう。
数日後、監視カメラの映像から西川を襲った屋島という男を逮捕。屋島は闇バイトで請け負い西川を襲ったと話す。
未解決事件を再捜査する「警視庁追跡捜査係」シリーズ最新刊。
(角川春樹事務所 902円)