歌も演技もヘタでいい? 芸能界に「壇蜜」という新ジャンル
「女優ではなかなかいないタイプ。『半沢』の愛人役も下手だったけど、自分の雰囲気はしっかり出したうえで役を演じている。役とどうマッチするか予測がつかないから、演出家や監督は“壇蜜をどう料理しよう”と考えさせられて、心をくすぐられる。それでいて、弱々しくて幸が薄そうで、どこか危なっかしい雰囲気があるから“助けてあげたい”という衝動に駆られる。それも壇蜜の色だから、そこらへんの女優よりも味があって、ある意味演技がうまいともいえる。これから女優として花が咲くと思います。NHKの大河ドラマにも出演するかもしれない。高倉健や水谷豊のように、目で見なくても声だけでその俳優だと分かる演者はアリですからね。今年一番良かった女優を挙げろと言われたら、米倉涼子と壇蜜です」
自ら「壇蜜」というジャンルを確立させてしまった“エッチなお姉さん”。さすがは遅咲き33歳、奥が深い。