ASKA事件 “第2の愛人”の出現で追い込まれる栩内被告
第2の女の出現で裁判はどう動くか。元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏はこう言う。
「ASKA被告にとっては、覚醒剤の常習性が認められる証拠にもなりますが、それ自体で刑が重くなることはないでしょう。一方、栩内被告の場合、この女性の証言は重要です。女性が、『(今は認めているが)当初は覚醒剤と知らずに、ASKA被告に入れられた』と言えば、“知らない”という栩内被告の主張にとって有利になる。逆に、『(ASKAから言われる前から)使われていたと気づいていた』という趣旨の話をしていると、不利になるでしょう」
8月28日のASKAの初公判に、ますます注目が集まる。