吉瀬美智子 “良妻賢母”の原点は複雑な家庭とヤンキーの過去
しかし、昨年10月に発売した初エッセイ「幸転力」(小学館)では、自身の生い立ちからデビュー、出産までの道のりを赤裸々につづり、イメージとは裏腹に意外な“苦労人”であったことを明かし、ファンを驚かせた。
生い立ちに関する章では、<小さいころ、母と一緒にいた記憶があまりありません。私が小学校のころ、両親が別居し、家にいなかったからです>と、吉瀬が小学1年のときに家を出て行ってしまった母親との“複雑な関係”についても触れている。
その母親は吉瀬が中学に上がる前に戻ってきたそうだが、その後も自分を捨てた親への反抗心から、「ロングスカートが当たり前の時代にミニスカで登校し、髪も茶髪のワンレンにするという、いわゆる“グレてた”時期もあった」と女性週刊誌が知人の話として伝えたこともある。
2月に40歳の誕生日を迎えたばかり。年を重ねるごとに魅力が増しているのは、吉瀬が生きてきた波乱の人生の賜物かもしれない。