「まれ」で“主役”食うインパクト 清水富美加に大化けの予感
20%近い高視聴率が続くNHK朝の連続テレビ小説「まれ」で、「可愛い」「存在感がある」と注目されている。ヒロイン土屋太鳳の女友達で恋のライバルでもある一子を演じ、子供っぽく見えたり、大人に見えたり、クルクル変わる表情が、主役を食ってしまうほどの強い印象を与えていると評判だ。
しかし、当の本人はあるインタビューで「可愛く見えるのは、高校時代のシーンで、みのり(門脇麦)も希(土屋)もノーメークだったけど、おしゃれ好きという設定の一子だけが、マスカラをしてたからですよ」と謙遜していた。たしかにその通りかもしれないが、清楚で明るいNHK朝ドラ系の正統派女優たちが陳腐に見えてしまうのは、それだけが理由ではないはずだ。
何しろ「オールラウンド」だ。中学生時代に歌手を夢見てオーディションを受け、手品を披露して注目され、芸能界入り。モデルとして活躍し、水着写真集も出版。16歳でドラマデビューを果たすと、みるみる頭角を現し「仮面ライダーフォーゼ」、映画「HK/変態仮面」などで次々にヒロインに抜擢される。昨年出演したUSJのCMでは「可愛い! あの子だれ?」と大評判を呼んだ。