「ビリギャル」ヒットで証明 有村架純は“あま女優”で一人勝ち
「あまちゃん」出身女優は、今や有村架純(22)の“一人勝ち”状態だ。
有村が金髪ギャルの主人公を演じる映画「ビリギャル」が大ヒットしている。今月1日から全国284スクリーンで公開されるやオープニングの週末2日間で22万人以上を動員。「どの劇場も中高生や家族連れを中心に満員御礼。最終的な興収は20億円以上を見込めます」(興行関係者)というからスゴイ話である。
しかも、映画には有村以外は先生役の伊藤淳史、母親役の吉田羊と父親役の田中哲司くらいしか有名俳優は出演しておらず、また、意匠を凝らしたスタジオでの撮影もなし。
「ギャラの高い俳優は一人もいないし、ほとんどが学校、塾、屋外で撮影されているため製作費はかなり安く上がったはず」(映画関係者)
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」というベストセラーが下敷きにあったにせよ、主人公である有村の魅力ひとつで最後まで観客をスクリーンに引きつけているのだから立派なものである。
NHK朝ドラ「あまちゃん」では主演の能年玲奈、橋本愛に次ぐ3番手以下のポジションだったが、今や映画、ドラマ、CMと大人気なのは周知の通り。能年も橋本もまだ映画を当てた実績はないだけに、「ビリギャル」のヒットは有村の才能がホンモノであることの証左といえる。