「平成の美輪明宏」で自らハードル上げた GENKINGの“誤算”
インスタグラムで人気に火が付いた、マルチクリエーターでタレントのGENKING(年齢非公表)。キムタク似のルックスで、“謎の美男子”としてテレビ番組やイベントにひっぱりだこの人気ぶりだが、飽和状態のオネエ系タレント界で生き残ることができるのか。
GENKINGは10日、都内で行われた映画「彼は秘密の女ともだち」の公開記念イベントに出席。細身の身体にトレンチコートをまとい、トレードマークの金髪を揺らしながら会場に現れた。
本作は、どこにでもいる普通の主婦が、亡くなった親友の夫から「女性の服を着たい」と打ち明けられ、徐々に男女を超えた特別な友情を育んでいくストーリー。この映画に深く共感したというGENKINGは、「恋愛や友達に性は関係ない、人としてどうかが大事」と感想を述べた。
日ごろから「性別を超越した存在になりたい」「平成の美輪明宏さんを目指す」と公言しているGENKING。オネエ系の中でも抜群のルックスを誇るが、「平成の美輪明宏」となるとどうか。会見では、美輪の代表作である舞台「黒蜥蜴(くろとかげ)」について、司会者から「衝撃的でしたね~」とせっかく話を振られても、あまり関心を示さずスルー。アドリブ力の欠如を露呈してしまった。