<第2回>浅子が暮らした家は米国発祥のアイス店になっていた

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残念ながら当時を偲ぶ面影はナシ(C)日刊ゲンダイ

 ずっと大阪で暮らしてきた広岡浅子が55歳で夫の信五郎を亡くし、最晩年を過ごしたのが、東京市麻布区材木町63番だ。大正8年(1919年)にこの地で没している。

 大正時代の地図を調べてみると、近所には第三高等女学校(現・都立駒場高)があり、女子教育に力を入れた彼女にはふさわ…

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