佐村河内氏の“単独インタビュー”公開で新垣隆氏どうなる?
“fake”とは英語で「~のふりをする」の意味。この語をタイトルにしたドキュメンタリー映画「FAKE」が完成し、早くも話題になっている。
作品が追いかけるのは“現代のベートーベン”ともてはやされた佐村河内守氏(52)。聴覚障害者でありながら絶対音感を頼りに作曲を続ける姿がNHK特番などで報じられて日本中を感動させたが、2014年2月に化けの皮をはがされた。本当は“盟友”の新垣隆氏(45)が作曲を担当。佐村河内氏が障害者のふりを続けていたことは詳しく説明する必要もないだろう。
「FAKE」の監督を務めたのは森達也氏。98年にオウム真理教を題材にした「A」で注目された気鋭の映画作家だ。同監督は「FAKE」について「映画で大切なことは普遍性。単なるゴーストライター騒動をテーマにしているつもりはもちろんない」とし、「誰が彼を造形したのか。誰が嘘をついているのか。自分は嘘をついたことはないのか。真実とは何か。虚偽とは何か」を追求するとコメントしている。
注目は一昨年3月の佐村河内氏の釈明会見だ。