高齢化とはいえ…健康バラエティー増加は不景気も一因か

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 もうひとつはスポンサーである。不景気のテレビ界において、病気と健康のバラエティーには、保険や食品メーカーのスポンサーが付きやすい。

「腸にあり」はそうでもなかったが、「いただきMAX」の方は、例えば「3人に1人は高血圧」というVTRの後に、内臓脂肪を減らすヨーグルトと生命保険のCMが入ったりする。

 一般的な病気特番などで気にして見ると、「2人に1人ががんの時代」と半ば脅した後に、がん保険のCMを挿入する露骨な手法もある。大抵の健康バラエティーには、関連のCMがつきものだ。

 逆に、体に悪い食べ物(例えばファストフード)や飲み物(酒)は、飲食メーカーに気を使って具体例を挙げない。

 もちろん健康や医療に関心が高い時代だから作られる番組だが、テレビ界の不景気が進めば、スポンサーを獲得できるコンテンツとして、“医学もの”はさらに増えるだろう。そういうバラエティーの医学解説をうのみにするのは危険かも?
(作家・松野大介)

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